FXでポジションを放置したまま稼ぐ手法とは

 

どうせFXをやるならば、かける労力を最小限にして稼ぎたいものです。専業トレーダーならまだしも、サラリーマンとの兼業トレーダーであれば、なるべくFXにかける時間を少なくしたいと考えるものでしょう。

 

かける労力を最小限にして、なるべく楽に稼ぐ方法のひとつが、エントリーしたらポジションを放置しておくというものがあります。

 

そもそも為替レートというのは、生き物のように勝手に動くものです。その動きを利用して儲けるので、チャートを見続ける必要はありません。

 

今回はFXでポジションを放置して稼ぐ手法や放置するメリットについて説明していきます。

 

<h2>放置して稼ぐメリット</h2>

FXでポジションを放置しておくと、チャートを見続けてトレードする場合に比べて、時間や労力を減らすことができます。まず思いつくのはこのことでしょう。

 

しかし、ポジションを放置して稼ぐメリットはそのほかにもあります。詳しく確認していきましょう。

 

<h3>損小利大を実現しやすくなる</h3>

FXで勝つためのセオリーと言われているのが、損小利大です。これはトレード1回あたりの損失を小さくして、利益を大きくするというものです。

 

このセオリーを実現すれば、多くの人が勝てるようになるはずです。しかし、現実には9割以上のトレーダーが勝てていないと言われています。

 

この要因としては、次のような人間の心理が影響していると言われています。

 

・含み益が出る→早く確定させたいという気持ちが強くなる→利益を増やせる場面でも早めに決済してしまう→利益が小さくなってしまう

 

・含み損が出る→損したくない気持ちが強くなる→損失が膨んでいく場面でも損切りできない→損失が大きくなってしまう

 

このように、人間の心理面が影響すると、勝つためのセオリーとは正反対の「損大利小」になってしまう傾向にあるのです。

 

しかし、ポジションを放置しておくトレード手法では、そもそも裁量取引ができないので、人間の心理とは無関係に取引を行うことができます。

 

<h3>不要なトレードを減らすことができる</h3>

しっかりと取引ルールが確立している人であっても、トレード中は不安、喜びなど、感情の変化が生じてしまいます。

 

トレードルールに従えば勝てたところを、焦りや誘惑に負けてしまうというケースは結構多いものです。これも人間の心理が影響していると言っていいでしょう。

 

臨機応変に対応できるのは、裁量トレードの良いところですが、同時に無駄なエントリーや決済が増えてしまうのはデメリットと言えます。

 

不要なトレードを減らして効率よく利益を上げていくためには、一度チャートから離れて放置しておくことも考えてみましょう。

 

<h2>ポジションを放置しておいても勝てる手法</h2>

FXでポジションを放置していても勝てるのか、疑問に思われる気持ちはとてもよく分かります。しかし、放置していても稼ぐことは十分に可能です。その手法を紹介していきます。

 

<h3>スイングトレードやポジショントレードで稼ぐ</h3>

ポジションを放置しておくと聞いて、まず思い浮かべるのは中長期的な投資でしょう。中長期的な投資では、エントリーから決済まで、最低でも数日間は日をまたぎます。

 

中長期的な投資は、エントリーから決済までの長さによって2種類に分けられます。一般的には1週間のうちに1~2回トレードを行う投資をスイングトレード、数週間から数か月に一度トレードを行う投資をポジショントレードと呼びます。

 

これらの投資方法では、デイトレードやスキャルピングといった短期売買と違って、チャートを見続ける必要はありません。指値や損切りの決済注文を入れておけば、1日に1回、あるいは数日に1回程度、値動きの様子をチェックするだけでOKです。

 

また、スイングトレードやポジショントレードのメリットは、決済1回あたりの利益を大きくできるという点です。相場を読む力さえあれば、労力をかけずに大きなリターンを得ることができます。

 

<h3>エントリーや決済注文をたくさん入れておく</h3>

あらかじめ注文を入れておけば、あとは放置しておけばOKです。最近では注文方法も多様化しているので、エントリー前に注文を入れて放置しておけば、エントリーから決済まで自動的に行ってくれます。

 

例えば、IFDではエントリー注文と決済注文を同時に入れることができます。また、OCO注文では指値と逆指値を同時に入れることができます。さらに、IFD注文とOCO注文の性質を併せ持つIFO注文を入れることも可能です。

 

FX業者が用意している多様な注文方法を駆使できれば、エントリーから決済までの期間が短いデイトレードにも活用することができるでしょう。

 

<h3>スワップポイントで稼ぐ</h3>

スワップポイントとは、通貨間に金利差があった際に発生するポイントのことです。

 

高金利の通貨を買って低金利の通貨を売った場合、スワップポイントが付与されます。反対に低金利の通貨を売って低金利の通貨を買った場合、スワップポイントを支払う必要があります。

 

スワップポイントは毎日発生するので、ポジションを保有してから放置期間が長ければ長いほど、スワップポイントは貯まっていきます。

 

<h3>自動売買</h3>

近年、多くのFX業者で導入されているのが自動売買です。自動売買では、コンピューターのプログラムがエントリーから決済までの注文を自動的に行ってくれます。

 

人間のやることは注文方法の設定だけで、あとは完全に放置していても問題ありません。とは言え、やはり気になるのは自動売買の設定なんてできるのかという点でしょう。

 

しかし、その点も問題ありません。自動売買のプログラムはあらかじめFX業者によって用意されているからです。

 

特にストラテジー選択型のミラートレーダー系を使用すれば、トレーダーがやることはストラテジー(戦略)を選ぶだけで済みます。

 

もちろん、相場に合ったストラテジーを選ぶコツは要りますが、自動売買初心者でも手軽に利用できるはずです。

 

一方でMT4のようなFX取引ソフトを利用すれば、一から自動売買のプログラムを組むことができます。放置していても稼げるように、自分オンリーのプログラムを作ってみても面白いでしょう。

 

<h2>まとめ</h2>

今回はFXで放置していても稼ぐことのメリットや手法を紹介しました。もちろん、必ずしも放置していた方が良いというわけではありません。裁量の部分が大きいトレードでうまく行っている人はそのまま続ければ良いでしょう。

 

しかし、忙しくてトレードに時間を費やせない人や、なかなか結果が出ない人は放置型トレードに是非チャレンジしてみてください。運用成績が劇的に良くなるかも知れません。

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