海外FXの魅力は何といってもハイレバレッジ取引が可能なことです。海外FX業者の中でも人気なのがXM。XMでは最大で888倍ものレバレッジ取引が可能です。
今回はハイレバレッジで取引することのメリットについてまとめてみました。もちろん、注意すべきこともありますが、888倍という最高レバレッジでのトレードに挑戦してみる価値はありそうです。
XMでは16種類のレバレッジ倍率を設定できる
XMで口座を開設するとき、16種類のレバレッジ倍率の中から好きな口座レバレッジを設定することができます。
1:1 最大レバレッジ1倍
~
1:25
~
1:888 最大レバレッジ888倍
XMでは16種類もレバレッジ倍率があるので、どれを選択すればよいのか迷う人も多いかも知れません。
ここで覚えておいて欲しいことは、必ずしも選択した最大レバレッジでトレードする必要はないということです。
選択したレバレッジというのはあくまでも最大値です。たとえ1:888の口座であっても、1:25、もちろん1:1でもトレードが可能だということです。
実際にトレードを行うときにかけるレバレッジは実効レバレッジと言われています。次の例で考えてみましょう。
例えば888倍のレバレッジを選択します。証拠金4万円で100万円のポジションを持つことにします。
口座レバレッジ=口座でかけられる最大のレバレッジ=888倍
実効レバレッジ=実際に運用するレバレッジ=ポジション保有数÷証拠金=100万円÷4万円=25倍
チョイスした口座レバレッジの範囲内であれば、ポジション保有数と証拠金を調整することでレバレッジをコントロールできるというわけです。
おすすめのチョイスはレバレッジ888倍
おすすめしたいレバレッジはXMで最大の888倍です。
おすすめしたい理由の1つ目はトレードの選択肢が広がるからということです。25倍のレバレッジで取引しても100倍のレバレッジで取引しても888倍のレバレッジで取引することも可能です。
リスクリターンの関係を調整することができるというのが、888倍に設定しておくメリットと言えるのではないでしょうか。
おすすめしたいもう一つの理由として、少額であっても大きな資産を運用できるということです。
1万通貨を取るためにはどれだけの必要証拠金がいるのでしょうか?レバレッジ倍率と必要証拠金の関係は次の式で導出されます。
※1ドル110円と仮定。1万通貨を取るということは110万円を運用することになります。
実効レバレッジ(1~888)=110万円÷必要証拠金
必要証拠金=110万円÷実効レバレッジ(1倍~888倍)
レバレッジ倍率 | 必要証拠金 |
10倍 | 11万円 |
25倍(国内最大レバレッジ) | 4万4000円 |
100倍 | 1万1000円 |
200倍 | 5500円 |
888倍(XM最大レバレッジ) | 1239円(小数点以下四捨五入) |
同じ金額を運用する場合でも、レバレッジが高いほど、最低限必要な証拠金が少なくて良いということになります。
証拠金維持率を高い状態でキープしやすい
ほかのFX業者と同じようにXMでも証拠金維持率が下がってくると強制ロスカットシステムが働きます。
このことを投資資金が10万円、ドル円1ドル=110円、エントリー枚数1万通貨として確かめてみましょう。
・レバレッジ25倍
1万通貨でエントリーするために必要な証拠金は4万4000円です。
エントリー時、証拠金維持率は227%(小数点以下四捨五入)です。
証拠金が100%になるのは含み損で6万6000千円となったときです。さらに強制ロスカット水準は次の式で表すことができます
※強制ロスカットの証拠金維持率は20%と仮定
口座残高÷44000=0.2
式を変形して強制ロスカットが執行される口座残高を計算すると
口座残高=0.2×44000=8800円となります。
含み損が9万2200円となったとき、強制ロスカットとなります。
・レバレッジ200倍
1万通貨でエントリーするために必要な証拠金はわずか5500円です。
エントリー時、証拠金維持率は1800%となります。
強制ロスカット水準である20%を下回る口座残高は
口座残高÷5500=0.2 0.2×5500=1100円です。つまり9万8900円の含み損を抱えるまでは強制ロスカットが執行されることはありません。
このように口座レバレッジの設定が高ければ高いほど、強制ロスカットに到達するまで余裕があるということになります。
ハイリスクハイリターンのトレードでは、大きな含み損を抱えたとしても、その後大きなリターンを得られる可能性があります。
強制ロスカットが執行されにくくするためにも、レバレッジの設定を888倍にしておくことが大切です。
追証なしのゼロカットシステムが採用
XMがこれだけ人気の理由は、追証なしのゼロカットシステムが採用されていることがひとつの要因となっています。
FXでは自己資金以上の金額を運用できるため、大きな損失を出してしまうと口座資金がマイナスになってしまうことがあります。
そのためほとんどのFX業者では、証拠金維持率が一定水準まで下がった場合、強制ロスカットを行うシステムが採用されています。
ところが、リーマンショックやスイスフランショックのときのような相場急変時には、強制ロスカットシステムが執行されないことがあります。そのような場合、追加で証拠金を求められ、最悪の場合は多額の借金を背負ってしまいます。
しかしXMでは、証拠金がマイナスになった場合は運営が肩代わりしてくれます。これが追証なし&ゼロカットシステムです。借金を背負う可能性はありません。
少ない金額でハイリターンを狙うことが可能
追証無し&888倍のレバレッジを生かしたトレード手法として、少ない金額で大きなリターンを狙うということが考えられます。
先ほど確認したように、レバレッジ888倍を選択した場合、1万通貨を運用するために必要な証拠金はわずか1239円です。10万通貨であっても1万円ちょっとという少額の金額です。
少額ですがハイリターンを狙うことができ、さらに借金を抱えるリスクがないという夢のような投資が実現できるのです。
あらかじめ全額失ってもよい金額を決めておき、それを元手に大きなリターンを狙えば、一気に資金を増やせる可能性が生まれてきます。仮に失敗したとしても、少額の資金であれば痛手にはならないはずです。
感情的になりやすい人は注意
XMでの口座レバレッジは888倍を選択することがおススメですが、感情的になりやすい人は注意が必要です。
特に損失を出したとき、一気に取り戻そうとする人は、計画以上のハイレバレッジをかけがちです。
過去のトレードを振り返ってみて、そのような経験がある人は、888倍を選ぶのは危険かもしれません。
ちなみにXMの口座レバレッジは後からいくらでも変更可能です。まずは25倍程度の口座レバレッジに設定しておき、感情的にならずにトレードできれば、少しずつ口座レバレッジを引き上げていくとよいでしょう。
自分でリスクコントロールできる自信がない限り、888倍というレバレッジをかけられる状態にしておくのは危険です。
まとめ
今回はXMの888倍のレバレッジを利用するメリットについて紹介しました。正直なところ、ほとんどデメリットは見当たりません。感情のコントロールができないなど、余程の理由が無ければ口座レバレッジを888倍に設定しておきましょう。
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